ちゅんだーは地上へ落下中、そして考える。

医学部受験に6年費やしても不合格した人。腐らず、マイペースに生き抜くのみ

どのようにして僕は大学での「年の差」問題を乗り越えたのか。

6年という長い浪人生活を経て、僕は大学へと入学した。

浪人の時に思い描いた理想の大学、学部ではなかったけれど、それでも晴れて大学生という身分になったことで、少しホッとしていた。

しかし、大学に入学した直後に、とある事実に気づいてしまう。

 

「・・・あれ?みんな僕より若くない?」

 

そう。それは周りが自分より年下という事実である。

 

浪人だったころは、自分と同じ年齢の人はもちろん、自分より年上の浪人生がいることはとても普通のことだった。

そのような環境に6年間もいた自分にとって、自分より年上が全然いないという現実に慄くばかりであった。

 

そんな「年の差」の問題に直面した僕だが、今では上手くクラスの友人たちとなじんでいる.。

多浪して大学に入った人が、どうやって年下の同級生たちと仲良くするのか、僕が実際やったことを書いてみる。

 

 

「年上なんだぞ」というプライドを捨てる

まず「自分はみんなより年上だ。だから敬意を払え」といったプライドを真っ先に捨てた。

そもそも日本の大学で、20代中頃の年齢で大学に入学する人は少数派だ。

そんな状況で、年上という理由で威張ったら、確実に避けられるのは確実である。

 

 

たしかに、自分より何歳も下の同級生からため口で話されると、最初は少しとまどってしまった。

しかしそれは彼らにとっては、同級生と話すような感覚で話しているのであって、決してバカにしたり、下に見ているわけではないことが今ではわかっている。

たまに例外もいるのだが・・・

 

 

自分が年上だからと気負わない

 また年上だからといって「年上らしく、立派な行動をしなきゃ」と気負う必要もまったくない。

無理して自分の性格とは異なった行動をしても、相手に無理をしているのが伝わってしまうし、なにより自分がとても辛い。

 

僕の場合も、最初は年上らしく「頼りがいのある年上同級生」というポジションに収まらなければいけないじゃないかと、勝手に思ってしまった。

だから入学当初は頑張って、頼りがいのあるところを見せようとしていた。

しかし、本来の性格が「超マイペース」かつ「弟気質」である。

 

すぐに無理だと判明した。

 

それからは自然体でみんなと接することにしたにしたのだ、今では「すごいポンコツ、「異常な天然」「私の弟より弟みたい」と言われるぐらいになじんでいる。

 

年下でも先輩は先輩として接する

そして「年の差」問題はサークルや部活にも関係してくる。

 

それは先輩なのに年下という状況である。

 

しかも僕の場合だと最高学年の先輩なのに、自分より年下という場合が普通にある。

そんな中、一つの葛藤が生まれる。

 

先輩(年下)に奢られるべきなのかということだ。

 

正直に言って、奢ってもらえるのはすごくありがたい。

何故なら僕は金のない苦学生。お金のことでいつも悩んでいるからだ。

しかし、それでも年下に奢らせているという、言い難い罪悪感に気が引けるような思いをしていた。

だがある日、部活の先輩(年下)から

「年齢なんて関係ないよ。後輩なんだから奢らせてくれ」

というかっこいい言葉をいただいた。

 

その日から、めちゃくちゃ奢ってもらっている。

 

こんな感じで、たとえ年齢が下であろうとも、大学の先輩であるならば、素直に奢ってもらおう。

年下でも先輩は先輩である。

 

まとめ

以上が僕が実際にやってみた、「年の差」の問題で意識したことである。

もしあなたが孤高の大学生活を過ごしたいのなら話は別だが、みんなと仲良くしたいと思っているのなら、年上という事実をあまり意識せずに、自然体で接することができるのであればだいだい大丈夫だ。