ちゅんだーは地上へ落下中、そして考える。

医学部受験に6年費やしても不合格した人。腐らず、マイペースに生き抜くのみ

浪人生に友達は必要なのか? 僕が経験して学んだ友達がいることのメリット

本気で大学を目指しているのなら、浪人はめちゃくちゃ辛い。

毎日長時間勉強する必要があるし、常に不安を感じてしまう。

そんな辛い毎日の中で、一緒にその辛さを分かち合える友達を求めるのはとても自然なことだ。

同じ塾に仲の良い友達がいるだけで、苦しい日々も楽しむことができる。

 

しかし、浪人生に友達は必要なのかという意見も存在する。

 

確かに、長い浪人生活の中で、多くの友達がその受験勉強の辛さが原因で、ギスギスしてしまい、喧嘩をしてしまうという場面を何度も見てきた。

 ただでさえ、浪人生は勉強に集中しないといけないのに、もし友人との人間関係がこじれてしまったら、勉強の大きな妨げになってしまう。

しかし、それでも友達がいることは、浪人する上で大きなメリットになる。

今回はそのメリットを説明したい。

 

 

1 不安を分かち合える

友だちがいることの最大のメリットは不安を分かち合えるということだ。

正直な話、浪人生活はとてもつらい。

毎日朝起きたらすぐに勉強をして、その後塾にいって授業、そして塾から帰ってきても勉強と、とにかく勉強をする必要がある。

その生活の中で、感じるストレスや不安は数えきれないほどだ。

しかしそんな辛い生活を共有できる友達がいて、お互いにその辛さを分かち合うことができるのなら、本当に大きな救いになる。

確かに両親や周りの人々の応援はとても励みになる。自分もこのおかげで長年頑張れたのだと感じる。

しかし浪人という、苦しくて辛い日々を分かち合えるわけでない。

その苦しみを分かってくれるのは、同じ苦しみを感じている友達だけなのだ。

 

2 友だちと遊ぶことは良い休みになる

基本的に浪人生はたくさん勉強することになるだろう。

しかし、それでも四六時中勉強することはまず無理だ。

どうしてもやる気のない日があるだろうし、それに休みなく勉強していたら、次第に勉強の効率が落ちてしまう。

そんな時に友達と遊ぶことは、とってもいい気晴らしになる。

僕の場合は、同じ塾に通っていた高校時代からの友達とお互いに勉強に疲れたら、よくラーメンを食べに行ったり、時には映画を見に行ったりした。

基本辛かった浪人生活だが、このような何気ない気晴らしが、今でも心の中にのこって良い思いでになっている。 

3 お互いを高めることができる

そして友達は大きな協力者になると同時に最大のライバルになる

 少年漫画みたいだが、ライバルがいることで、もっと勉強を頑張ろうという気持ちになることができる。

僕の場合、通っていた塾に同じ年齢の医学部志望の友人が多くいた。

そのため毎回の模擬試験で成績を競い合い、結果が返ってくるとすぐにお互いの成績を見せあった。

もし友人より成績が下なら本気で悔しがり、上だったら表面上は謙虚な態度をとりながらも内心とても嬉しかっものだ。

大学に合格しようという強い気持ちと同じように、友達に負けたくないという気持ちも自分を勉強へと駆り立ててくれる。

 

4 有益な情報を共有できる

 受験は情報がとても重要だ。

大学自体の情報はもちろんのこと、自分の通っている塾の先生の評判や、内容の良い参考書や他の塾の特別講座などの有益な情報などを手に入れることは、大学に合格する上で大きなメリットになる。

しかし一人ではなかなか多くの情報を手に入れることは難しい。

確かに普通の塾であれば、大学に関する情報ならいくらでも教えてくれる。

しかし自分が受けていな塾講師の実際の評判だったり、他の大手予備校の夏期講習の情報や、無数にある参考書や問題集についての情報などは、自分で調べるしかない。

だが勉強の合間に全部を調べるとなると、とても手間がかかる。

そんな時に友達がいるのなら、お互いに情報を共有することができる。

 

5 まとめ 

 浪人生活において友達がいることのメリットを書いた。

しかし青臭いかもしれないが、友達とはメリットで付き合うものではないよなーと思っている。

辛い浪人時代に一緒に勉強した友達はとても得難いものだ。

だからこそもし友達がいるのなら、共に勉強を頑張ってもらいたい。