2018-01-01から1年間の記事一覧
こんにちは。 突然なのですが、このブログができた経緯と、今後の方針について書いてみようと思います。 このブログは当初、浪人時代の苦しさや、将来に対する不安、そして医学部を諦めた今の心境を一度は文章として残しておこうと思い、作ったものです。 そ…
偶然アマゾンプライムにあがっていたのを発見し、今更ながら視聴。 ラ・ラ・ランド(字幕版) 発売日: 2017/08/02 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログ (8件) を見る ミュージカル映画は一度「レ・ミゼラブル」を見た際に、あまりにも退屈だったので…
先日、このような以下のような記事を書いた。 tundernation.hatenablog.com 確かに浪人生活において友達がいることにはメリットがある。 しかし実際には、様々な理由から、多くの浪人生は一人で孤独に勉強している。 僕の場合も、浪人を続けるにつれて、医学…
東京医科大学での女子受験者や3浪以上の受験者に対する不正な点数調整が問題になっている。 このニュースを聞いて、怒りが抑えきれない人も多くいるだろう。 特にこの大学を受験をしたことのある人や、その関係者の怒りはさらに激しいと思う。 しかし僕の場…
6年という長い浪人生活を経て、僕は大学へと入学した。 浪人の時に思い描いた理想の大学、学部ではなかったけれど、それでも晴れて大学生という身分になったことで、少しホッとしていた。 しかし、大学に入学した直後に、とある事実に気づいてしまう。 「・…
本気で大学を目指しているのなら、浪人はめちゃくちゃ辛い。 毎日長時間勉強する必要があるし、常に不安を感じてしまう。 そんな辛い毎日の中で、一緒にその辛さを分かち合える友達を求めるのはとても自然なことだ。 同じ塾に仲の良い友達がいるだけで、苦し…
他の塾ではどうなのか知らないが、僕の通っていた塾では自己啓発本が流行っていたことがある。 特に浪人を極めた、いわゆる「塾の主」と若い子たちから畏れられていた多浪生たちの間で流行っていた。 ちなみに僕はその多浪生たちとは深く関わらずに、仲の良…
浪人生を過ごすうちに、いろんな障害に立ち向かう必要がでてくる。 具体的には、成績が伸びないという不安、毎日の勉強に対するストレス、周りからののプレッシャー、すでに大学に入学した友人への嫉妬、そして人によっては塾内の人間関係などだ。 その障害…
はじめに 「浪人しても成績は伸びない」 そのようなことを学校の先生などが言ったのを聞いた事はないだろうか。 僕の経験から言うと、それは半分正しい。そして半分誤りだ。 たしかに、もし浪人すればするほど成績があがるのであれば、僕は今頃、医学部、そ…
まったく自慢にならないが、僕は医学部合格を目指して6年間浪人するという、普通の人なら選ばないような経験をした。 そんな6年間の経験で、どんな人が医学部になかなか合格できずに、多浪してしまうのかある程度わかるようになった。 かつての自分や、そ…
大学生になると、「お金」がより身近な存在となる。 自由な生活を手に入れる反面、より多くのお金が必要になってくる。 そのため僕のように時給の良いバイトを探すのに精をだしたり、もしくはビットコインのように短期間で大きく稼げる方法について勉強する…
「人生はまさかの連続」 よくそう言われるが、実際自分もまさかこんな人生になるとは夢にも思わなかった。そしてこれからの人生も、予想どおりになるのは難しそうだ。 自分の将来に対する不安はいつまでもつきまとう。特に学生という「選択」しないといけな…
アルバイトしている時にふと思う事がある。 「お金は欲しいけど、働くのしんどいなあ」と。 誰しも一度はそう思ったことはあるんじゃないだろうか。 アルバイトしている際の、自分の時間をお金に換えているような嫌な感じ。 アルバイトに行く準備をする際の…
とにかく泣いた!特に終盤はボロ泣きだった。 この映画のように人生のどん底にいる主人公が、昔の輝かしい自分に戻って人生をやり直そうとするも、最後には今の人生のすばらしさに気づくってストーリーはとてもありきたりだ。 それでも心が動いてしまうのは…
僕が受験生のとき、源氏物語がとても苦手だった。 日本の文学史の中で最高傑作とも評される源氏物語だけれども、俺にとっては試験の高得点を阻む、クソ古典でしかなかった。 実際、2014年のセンター国語の試験で源氏物語が出題され、多くの受験生が青ざ…
学校や塾で先生から、傷つくような辛い言葉を言われことはないだろうか。 自分は今でもある一言を思い出すことがある。 「君には知性のかけらもない。」 そう塾の先生から言われたのは、大学の前期試験が終わったあと、当時通っていた塾で翌日に行われる面接…
受験は人生における1つの大きなイベントだ。 その大学、その学部に受かるか受からないかでその後の人生が大きく変わる。 そして頑張って努力して、その結果が不合格であれば、費やした努力や時間にはたして意味や価値があるのだろうかと感じる人も多いだろ…
医学部合格のため勉強している時、よく思っていた。 「医学部に合格しなければ、自分の人生に意味はない。終わったも同然」と。 自分の性格上、追い込まれなければ勉強をしないという理由から言い聞かせていたのもあったが、当時の僕は本気でそう思っていた…
誰もが人生の1度や2度、耐え難いほどの苦しい日々を過ごすことがあると思う。 僕にとって最後の浪人の年が、今までの人生で一番辛かった。 毎日の勉強はもちろん苦しかったが、なにより僕を苦しめたのは、こんなに頑張っても報われない自分の人生を呪う気…
多くの人は結果を出すために、長い時間机に向かって勉強しています。 大学受験や国家試験に合格するために1日10時間以上勉強する人も少なくありません。 でも、僕みたいに長時間集中して勉強できない人もいると思います。 どうしても、途中で集中力が切れ…
人間、素直が一番!!! こんなセリフを多くの人たちが言う。特に教える立場にいる人が言う場合が目立つ。 僕の通って塾でも、講師がたびたび 「〇〇は素直だから、成績もすぐに伸びるよー」と言っているのも、よく耳にした。 たしかに、教える側としては素…
自分の人生に迷っていないだろうか。 大学受験の時、僕は自分の進路について悩みに悩んだが、大学に入学した今でさえもまだ悩み続けている。 おそらく多くの人たちが、自分の人生の見えなさに悩んでいると思う。 そこで今回紹介したいのが夏目漱石の「私の個…
みなさんはシャーペンや鉛筆の正しい持ち方をしていますか。 ぼくは小さい頃からずっと間違った持ち方をしていました。そのため、その持ち方に慣れてしまい、受験生になった時にもその持ち方で勉強をしていたのです。 僕以外にも間違った持ち方で勉強してい…
何故、かつての僕は医学部受験を止めれなかったのだろうか。 受験に費やした6年という時間。浪人の時には勉強の忙しさと現実を見ることの不安で考えないようにしていた。 しかし大学生となった今では、この6年と言う時間の「重さ」をよく考えてしまう。 確…
だれだって自分の生き方に迷ってしまう。たとえ夏目漱石であろうと。 本著は大正三年十一月二十五日、官立学校の学習院で行われた夏目漱石の講演を記録したものだ。 気になるのは、そのタイトルにもある「個人主義」という言葉。 個人主義と聞くと、自分の思…
誰だって毎日の運動、毎日の読書、毎日の勉強は人生を良くすることを知っている。 だから、それらの良いことを習慣にする必要がある。その理屈は分かる 自分も体を鍛えるために筋トレやランニングに今まで挑戦してきた。 しかし、何度やっても、続けることが…
人はその後の人生を大きく変えてしまうような悲劇を経験することがある。 しかもその悲劇が自分のミスによるものだとしたら、どう乗り越えればよいのだろう。 本作品では主人公のリーが故郷であるマンチェスター・バイ・ザ・シーで、過去に起きた自分のトラ…
10代の後半から20代の前半の時期。いわゆる青春時代は人生において最も輝い ている時だと言われている。 しかし僕にとって青春は苦しみそのものだった。 受験に捧げた6年。この6年こそ青春だった。 終わりの見えない受験、普通の人生のレールから外れ…
3月ももうすぐ終わる。 大学に合格した人にとっては、春から始まる新しい生活の準備で忙しい時期だろう。そして大学に落ち、また挑戦しよう決意する人にとっても忙しい時期だと思う。 塾選びの時期だ。 本当に多くの塾が日本にはある。自分も通っていた大手…